2026年9月15日
お久しぶりです!
ほんとにブログやろうと思いながら全然できてませんでした笑
なんと気づけば来月で開院一年です。
来月はそこらへんの心情をブログにしたためたいとおもっております
今日はよく言われる治療したところが虫歯になる通称「二次カリエス」というところをお話します。
「昔、虫歯を治療して銀歯を入れたのに、また虫歯になっていると言われた」
「銀歯の下に虫歯があると言われたけれど、痛みはない……」
このような経験をされたことはありませんか?
実は、一度治療した歯でも、詰め物や被せ物の周囲から虫歯が再発することがあります。
このような治療後の虫歯は、歯科医院では「二次う蝕(にじうしょく)」や「二次カリエス」と呼ばれています。
今回は、銀歯の下に虫歯ができる原因や症状、予防方法、セラミックとの違いについて、わかりやすく解説します。
銀歯の下に虫歯ができるのはなぜ?
「銀歯でしっかり治療したのだから、もう虫歯にはならないのでは?」
そう思われる方も多いかもしれません。
しかし、虫歯の治療は「虫歯になった部分を取り除いて修復する」ものであり、治療した歯が虫歯にならなくなるわけではありません。
特に注意したいのが、銀歯と歯の境目です。
時間が経つにつれて、
● 銀歯と歯の間にわずかな隙間が生じる
● 接着に使用する材料が劣化する
● 歯ぎしりや食いしばりなどによって歯や修復物に負担がかかる
● 銀歯の周囲にプラークが蓄積する
● 歯ぐきが下がり、歯の根元が露出する
などの変化が起こることがあります。
こうした部分に細菌が入り込むことで、銀歯の下や周囲に新たな虫歯が発生することがあります。
「銀歯の下の虫歯」は痛くないこともあります
銀歯の下に虫歯ができても、必ずしも痛みが出るとは限りません。
初期の段階では自覚症状がないことも多く、
「痛くないから大丈夫」
とは言い切れません。
特に、以前に神経の治療を受けている歯では、虫歯が進行していても痛みを感じにくい場合があります。
そのため、定期検診でお口の中をチェックし、必要に応じてレントゲンなどの検査を受けることが大切です。
銀歯の周りが黒い……これって虫歯?
銀歯の周りが黒くなっていると、
「虫歯になったのでは?」
と心配になりますよね。
実際に虫歯が原因の場合もありますが、黒く見える=必ず虫歯というわけではありません。
銀歯の周囲の着色や、以前の虫歯治療による変色などでも黒く見えることがあります。
見た目だけでは判断できないため、気になる場合は歯科医院で確認することをおすすめします。
一度治療した歯が、何度も虫歯になるのはなぜ?
治療した歯が再び虫歯になる原因は、一つではありません。
代表的なものとして、
① プラークが残っている
銀歯と歯の境目は、歯ブラシが当たりにくいことがあります。
そこにプラークが残り続けると、虫歯の原因となります。
② 詰め物・被せ物が古くなっている
詰め物や被せ物は永久に使えるものではありません。
長期間使用することで、材料の劣化や歯との適合状態の変化が起こることがあります。
③ 歯そのものが変化する
加齢や歯周病などによって歯ぐきが下がると、歯の根元が露出することがあります。
歯の根元は虫歯になりやすいため、注意が必要です。
④ 虫歯のリスクそのものが高い
治療した部分だけをきれいにすればよいわけではありません。
お口全体のプラークコントロールや、食生活、唾液の状態なども虫歯の発生に関係します。
銀歯をセラミックにすれば虫歯にならない?
「銀歯の下が虫歯になったので、セラミックにした方がいいですか?」
というご相談をいただくことがあります。
セラミックには、表面が滑らかでプラークが付着しにくいことや、精密な治療と組み合わせることで、歯との境目を良好な状態に保ちやすいといったメリットがあります。
ただし、
「セラミックにすれば虫歯にならない」わけではありません。
セラミックで治療した歯でも、歯との境目にプラークが付着すれば虫歯になる可能性があります。
重要なのは、
材料だけではなく、治療の精度・お口の状態・毎日のケア・定期的なメインテナンス
を総合的に考えることです。
銀歯とセラミック、どちらを選べばいい?
銀歯にも保険診療で治療できるというメリットがあります。
一方、セラミックには、見た目の自然さだけでなく、材料の特性を生かした治療ができるというメリットがあります。
どちらが適しているかは、
● 虫歯の大きさ
● 残っている歯の量
● 歯の位置
● 噛み合わせ
● 歯ぎしり・食いしばりの有無
● 歯周病の状態
● 清掃状態
などによって異なります。
そのため、「銀歯だから悪い」「セラミックだから良い」と単純に考えるのではなく、ご自身の歯の状態に合った治療方法を選ぶことが大切です。
銀歯の下の虫歯を防ぐためにできること
治療した歯を長く使うためには、毎日のケアと定期的なチェックが重要です。
毎日の歯磨きを丁寧に
銀歯と歯の境目は特に意識して磨きましょう。
歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使うこともおすすめです。
定期検診を受ける
虫歯は、痛みが出てからではかなり進行していることがあります。
定期的に歯科医院でチェックすることで、症状が出る前に問題を発見できる可能性があります。
詰め物・被せ物の状態を確認する
「銀歯が少し浮いている気がする」
「食べ物が以前より詰まりやすい」
「銀歯の周りが黒くなってきた」
などの変化があれば、一度歯科医院で確認しましょう。
まとめ|治療した歯こそ、定期的なチェックが大切です
一度虫歯を治療した歯でも、銀歯の周囲や下から虫歯が再発することがあります。
特に、銀歯の下の虫歯は痛みなどの自覚症状がないまま進行することもあります。
「痛くないから大丈夫」と思わず、定期検診でお口の状態を確認することが、歯を長く守るためには大切です。
また、詰め物や被せ物をやり直す場合には、保険診療・自費診療それぞれの特徴を理解したうえで、ご自身の歯に合った治療方法を選択することが重要です。
当院では、患者さんのお口の状態を確認し、治療方法や材料について、それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明しています。
銀歯の下の虫歯が気になる方、以前治療した歯に違和感がある方は、お気軽にご相談ください。
ゆめが丘駅から徒歩2分の「ゆめが丘駅前なかむら歯科」では、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた治療をご提案しています。