2025年10月25日
めっきり寒くなってきましたね💦
秋というより冬になったみたいであの長い暑さが嘘のようで体がなかなかついてこれずに体調を崩してしまいそうですよね
今回は真面目な話になりますが私個人の保険診療と自由診療の考え方についてお話したいと思います
この話については当院でもうカウンセリングを受けていただいている患者さんは必ず聞いたことある話なので飛ばしてもらっても大丈夫です笑
私は保険診療と自由診療はそもそものコンセプトが異なるものだと考えております
保険診療→今ある病気を治す
自由診療→病気の予防までカバーする
この違いです。
よくセラミックだから高いとかマイクロスコープ使ってるから高いみたいなことを言われたという患者さんのお話を聞きますが僕はそこがポイントではないと考えております
保険診療は保険に入ってる人全員が保険料を出し合って負担割合を減らして医療が受けられるという素晴らしい制度です。ただその分限られた財源の中での医療なので「病気は最低限治せる」というところがカバーされています。しかしその先の予防の考え方や審美性などといったプラスαに関してはカバーできていません。
自由診療は自己負担金が100%なので材料ややり方に関しては名前の通り自由です。なので再発を防ぐような治療や時間をかけて丁寧に行う、審美的にも高いレベルの治療などが受けられます。
当院が自由診療において重きをおいているのは「再発を防ぐ」と「時間をかけて丁寧に」の部分です。
自由診療が保険診療よりも高額なのはもちろん負担割合もありますがなにより時間をとって丁寧に治療できることで次の病気を防げるような確率の高い治療を行なっていくことを達成するための「手間」と「時間」にあると考えています。
治療にも時間をかけて丁寧に最小限の侵襲で必要なところだけを処置し、型取りなどは技術のある技工士さんに時間をかけて作ってもらう。それをまた時間をかけて接着させていく、この緻密な作業が治療の成功率と長持ち、ひいてはやり返しのない治療へとなっていくと考えています。
もちろん保険診療が悪いとはいいません。あくまでコンセプトが違うのでうまく使い分けることが大切だと考えています。
当院では基本的に初診時に資料を採らせていただき、2回目にはカウンセリングの時間を1時間いただいております。そこで患者さんのお口全体のことを総合的にお話します。そうすることで今起きてること、これから起こることや治療費、治療の回数など透明化してから治療に進めます。
それにより適切に保険診療と自由診療を使い分けることができ、患者さんにも無駄なく無理なく最大限の効果が出る治療をご提案できます。
カウンセリングしたい方、セカンドオピニオンの方も是非ゆめが丘なかむら歯科までご連絡ください。