2026年4月04日
みなさんお久しぶりです。
少なくとも月一はブログ更新をすると意気込みつつもなかなかできておらず、自分の意思の弱さに愕然としております。笑
タイトルにもありますように4/1に「ゆめが丘駅前なかむら歯科」は開院半年を迎えました。
短い期間ですが本当に濃い半年でした。スタッフと患者さんにも支えられてこれからも多くの患者さんに選ばれる医院になれるよう、みなさんを笑顔にできるよう邁進してまいります。
今回は私の専門でもある歯周病治療についてお話します。
歯周病はご存知の方も多いと思いますが、歯周病原菌が悪さをして歯周組織(歯茎や骨)を破壊してしまう病気です。進行してしまうと歯がぐらつき最悪のケース抜歯に至ることもあります、。
症状が出にくく気付きにくいのと、完全な治癒ができないこと、咬合力(噛み合わせの力)や全身疾患(糖尿病等)とも密接に関係しており複雑な病態になることもあります。
歯周病の治療と聞くと『歯石取り』や『クリーニング』のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
今回はその先の「歯周組織再生療法」についてお話します。
歯周病が進んでいて
「このままだと抜歯と言われた」
「できれば自分の歯を残したい」
そう思われる方はとても多いです。
実は、進行した歯周病でも
条件が合えば歯を残せる可能性がある治療があります。
それが「歯周組織再生療法」です。
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再生療法とは?
歯周病で失われた骨や歯ぐきを、
特殊な材料と外科処置で回復させる治療です。
通常の歯周病治療は「進行を止める」ことが目的ですが、
再生療法はさらに一歩進んで、
『失われた組織の回復』を目指します。
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どんな人が適応?
すべての方にできるわけではありません。
適応のポイントは👇
• 骨の欠損の形(縦に深い欠損など)
• プラークコントロールができている
• 喫煙習慣の有無
• 全身状態
👉しっかり検査した上で判断が必要です
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治療の流れ
① 精密検査(CT・歯周検査)
② 基本治療(歯石除去・炎症コントロール)
③ 再評価
④ 再生療法(外科処置)
⑤ メンテナンス
👉いきなり手術ではなく、準備がとても重要です
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使用する材料について
再生療法では、以下のような材料を使用します。
• 歯周組織再生誘導材(例:リグロスなど)
• 骨補填材
• メンブレン(必要に応じて)
これにより、骨や歯周組織の回復を促します。
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費用の目安(自費)
再生療法は保険適用になるケースもありますが、
より適応の幅や材料の選択肢を広げるために自費で行うことも多いです。
目安としては👇
• 1部位:8万〜15万円程度
※状態や使用材料により変動します
👉カウンセリング時に明確にご説明します
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成功率と現実的なゴール
再生療法は非常に有効な治療ですが、
• 必ず元通りになるわけではない
• ケースによって効果に差がある
という点も大切です。
ただし適切な症例では、
歯を長く残せる可能性を大きく高める治療です。
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よくある不安
Q. 手術は痛いですか?
局所麻酔下で行うため、処置中の痛みはほとんどありません。
術後は軽い腫れや違和感が出ることがあります。
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Q. どれくらい持ちますか?
治療後のケアによって大きく変わります。
メンテナンスを継続することで長期安定が期待できます。
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当院の再生療法の特徴
当院では、再生療法を行うにあたり
• 歯周病学会認定医による精密な審査・診断
• CT・マイクロスコープを用いた精密治療
• 完全個室での手術対応
• 術後まで含めた長期管理
を重視しています。
👉「やって終わり」ではなく、結果にこだわる治療を行っています
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他の治療との比較
歯を失った場合の選択肢としては、
• 抜歯 → インプラント
• 入れ歯・ブリッジ
などがありますが、
👉再生療法は
「自分の歯を残せる可能性がある最後の選択肢」です
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まとめ
歯周病で「抜くしかない」と言われた歯でも、
状態によっては残せる可能性があります。
大切なのは、
正確な診断と適切な治療選択です。
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「この歯は残せるのか知りたい」
という方は、一度ご相談ください。
当院では無理に治療をおすすめすることはなく、
状態に応じた最適な選択肢をご提案しています。